冷たいものの取り過ぎと胃腸のお話

皆さんこんにちは!くま鍼灸院スタッフの飯塚です(*^^*)

さて、今回のブログのテーマはちょっと季節外れですが、冷たいものとりすぎと胃腸についてです。

冷たい食べ物、飲み物は美味しく感じて過剰に摂取したくなりますね^^;

しかし、何に対しても過剰は良くないことです。

特に冷たいものや冷たい飲み物は内蔵を冷やしすぎて、血行障害を起こします。

口腔内や咽頭は冷たいものは通りすぎるだけですのでそこまで影響はないのですが、胃に関しては飲食物が一時停滞するために胃壁を冷やしてしまいます。

胃壁の血流が悪くなることにより消化がうまくいかなくなり、小腸・大腸にも悪い影響が出てきます。

夏の身体は、冷房の影響などで身体の外側からと、冷たいものの飲食で身体の内側から冷えがちです。

秋の身体がまだ夏モードで冷やす方向に働いているので、寒くなり始めは要注意です。

特に10/20~11/6の秋の土用の時期は体調を崩しやすいので気を付けましょう!

身体が冷えると、血のめぐりが悪くなり、胃の働きも弱くなってしまいます。

そもそも、胃に食べ物が入ってくると、それを消化するために、まず胃酸が分泌されます。

胃酸は胃壁(いへき)も溶かしてしまうほど非常に高い酸性度です。

胃酸から胃壁を守ってくれているのは胃の粘膜ですが、冷房により身体が冷えたり、冷たい飲食物が胃に入ってきたりすると、胃粘膜の血行が悪くなります。

すると、胃壁を守る粘液が充分に分泌されなくなり、胃酸が胃壁を傷つけ、胃痛につながるようです。

また、夏冷えで胃が弱っている状態にストレスが加わると、交感神経が過度に優位になり、胃の働きを強めようとして、胃酸が多く分泌され、胃痛の悪化を招きます。

https://www.well-lab.jp/ ウェルラボより引用)

冷たいもののとりすぎによって腸で起こる変化は一番に免疫機能の低下が挙げられます。

腸壁が36℃以下になると免疫細胞や腸内細菌叢(腸内フローラ)の働きが悪くなり雑菌やウイルスなどに太刀打ちできなくなってしまい免疫機能が低下します。

また、日本人は食生活の欧米化に伴って腸内環境が変化してきています。

最近では、自己免疫疾患やアレルギー疾患は、ある腸内細菌の減少が制御性T細胞という過剰に働く免疫にブレーキをかける役目を持つ細胞の減少を引き起こしているのではないかと言われています。

その辺の話はまた次回お伝えしますね!

医療連携による鍼灸治療の重要性

こんにちは。院長の熊谷です。

近頃ではいろんな症状の患者さんにお越し頂いております。

パーキンソン病、顔面神経麻痺、突発性難聴、メニエール病、乳腺炎、過活動膀胱、慢性前立腺炎など…。

多くは病院の治療だけでは限界のあるものばかりです。

このような症例に遭遇すると医療連携の重要さを実感します。

というのも鍼灸治療だけで十分な改善が見込めないものもあり、

また現代医療だけでも十分な改善が見込めないものもあるからです。

当院では患者さんの状態を把握したうえで可能な限りベストな治療手段を提供できるように心がけております。

医療機関で精密検査をした方がいい症例、現代医療と併用したほうがいい症例、鍼灸治療(当院での治療)より医療機関の治療を優先する症例・・・

患者さんによって判断するようにしております。

時には医療機関より紹介状をお持ちになり当院を受診される患者さんもおられます。

先日、某クリニックからの紹介で検査上異常のない、鎮痛薬で効果のない原因不明の「左肩甲間部から腕の激痛、左握力低下」の患者さんがお見えになりました。

その時の紹介状がこちらです。

痛みでほとんど眠れない状態が1週間ほど続いていたようです。

よくよく聞いてみると食欲もなく、以前に逆流性食道炎を患ったときに背中が痛くて眠れなかったことがあるとのこと。

握力ー右44kg 左23kg↓

そこで様々な所見をとったうえで胃熱の治療、YNSA(頭針療法)、頸椎、腕神経叢の治療、スーパーライザー、微弱電流をさせて頂きました。

直後効果もあり、その晩より少しずつ眠れるようになりました。

治療を重ねるごとに痛みも改善し、食欲も出て、握力も徐々に改善し(左40kg)、約1ヶ月で完治いたしました。

現代医学的には説明しにくい病態でしたが、おそらく胃の内臓体壁反射由来の症状だったのではないかと考察しました。

精密検査でも異常がなく、現代医学だけでは対応しきれない病態にも、当院においては東洋医学的、構造的、自律神経的なアプローチなどで対応させて頂いております。。

これからも医療連携しながら現代医療の補完的な役割を果たしていきたいと思います。

台風と体の変化

皆さんこんにちはくま鍼灸院スタッフの飯塚です^_^

7月、8月の日本は季節的に台風が発生しやすいようです。

今年の7月は停滞した前線の影響により西日本豪雨が発生し、大変な被害になりました。

また、8月にも台風や集中豪雨など今までに経験したことのない雨が降り、各地で被害を受け避難されたり復旧作業に追われている方々もおられます。

心よりお見舞い申し上げます。少しでも早く元の生活に戻れるよう祈っております。

 

台風や低気圧などの接近により気圧が急激に下がると私達人間の体に変化が起きます。

その変化を調節するのが、皆さんご存知の自律神経です。

この自律神経、特に交感神経が異常興奮することにより副交感神経とのバランスを崩してしまいます。

自律神経のバランスが崩れるといろいろな症状が体に現れてきます。

 

その中でも特に訴えが多い症状は頭痛だそうです。

その他にも首の痛み、めまい、耳鳴り、気管支ぜんそく、関節痛、神経痛、古傷の痛み、鬱(うつ)や不安症なども。

 

この気圧の変化により体に症状が出る方は“気象病”と言われています。

気象病の原因は急激な気圧の変化によるものです。

また、変化は急なほど強くなるようです。

主に不調を訴えるのは気圧が低下するときですが、なかには気圧が上昇するときに不調を訴える人もいます。

 

 

気圧が変化すると人間の体はストレスを感じやすくなるようです。

気象病はどんな方がなりやすいのでしょうか??

 

 

一説によると“耳が敏感な人がなりやすい”のではないかと言われています。

 

 

耳とは“内耳”の事で、鼓膜の奥にある、かたつむりのような形をした器官を指します。

長年、気象病について研究を行い、日本で初めて「天気痛外来」を開設した、愛知医科大学の佐藤純教授は、これまで行ってきた実験から、内耳には気圧の変化を感じるセンサーがあるのではないかという仮説を立てました。

 

 

内耳で気圧の変化を感じると、センサーでキャッチした気圧変化の情報が脳へと入り、自律神経系を活性化させます。

ここで、内耳が気圧の変化に敏感だと、少し気圧が変化しただけでも、過剰に脳に情報が伝わり、自律神経の中枢視床が刺激されて交感神経あるいは副交感神経が過剰に活性化されてしまいます。

 

 

交感神経が活発になれば痛みを感じますし、副交感神経が活発になればだるくなったり眠くなったりします。

気象病で神経痛や関節痛が起こるのは交感神経が活発になりすぎて痛みの神経を直接刺激したり、血管が過剰に収縮したりしてけいれんし、血管の周囲の神経を興奮させるから。

そして、古傷が痛むのは、脳が過去の痛みの記憶を呼び起こすからだと考えられています

 

 

この気象病に悩んでいる人は、乗り物酔いにも悩んでいることが多いようです。

乗り物酔いをしやすい人は、内耳が揺れに敏感です。

一方、気象病は内耳が気圧の変化という「揺れ」に敏感だと起こるので、乗り物に酔いやすい人と気象病になりやすい人は共通することが多いようです。

 

 

気象病の予防はズバリ!自律神経のバランスを整えることです。

市販の酔い止めを服用することで症状緩和する人もいますが、効果は商品によって人それぞれのようです。

鍼灸治療は自律神経のバランスを整えることが得意です。

継続して治療することによって自律神経がうまく連動するようになって、適用力が上がるとされています。

 

 

 

自律神経のバランスを整えるには日頃からの工夫や積み重ねが大切です。

規則正しい生活、ストレスを溜めない、適度な運動、など最初から一度にすることはとても大変なことですので、少しずつ始めて習慣化すると良いかもしれませんね。

 

 

私達、くま鍼灸院では鍼灸治療で皆様の体調管理や自律神経のバランスを整えるお手伝いをさせていただいております。

不調が続いており、体調がすぐれない時にはぜひご相談いただければと思います。

お気軽にご連絡ください(^^)v

妊娠中から始めたい子育てサポート

こんにちは。助産師の宮澤です。

暑さも少し落ち着き、秋の気配を感じるようになりました。

(^^♪ 食欲の秋~。

実りの秋~。

楽しみですね♪

 

今年の4月から、飯田市の産後ケア事業として出産退院後のお母さんと生後5カ月未満の赤ちゃんが、

病院や助産所に宿泊して、心身のケアや育児のサポートを受けられるようになりました。

現在、宿泊の受け入れ施設は、下伊那赤十字病院と、よしみ助産院です。

 

産後ケア事業の詳細情報は、こちらをご参照ください。

http://www.city.iida.lg.jp/soshiki/15/sangocare.html

 

「えっ!?出産退院したのに、また入院?」

「病気でないのに、入院?」

 

と、不思議に思う方がいるかもしれません。

 

お産は病気ではありません。

ただ、お産も授乳もやってみなければ分からないことが多いのです。

入院中は、比較的眠っていた赤ちゃんが

自宅に帰ってきた晩から

泣いて~~~・・・泣いて~・・・

なんていうことも珍しくありません。

母乳は足りているのだろうか・・・。

この飲ませ方で大丈夫だろうか・・・と悩むこともあります。

悩みながら、迷いながら、だんだんと、自分のペースが掴めてくるように思います。

 

とにかく、まずは、お産をがんばったご自身の体と気持ちを

しっかり休ませてほしい。

そう願います (#^^#)

 

退院後すぐに、身を寄せるところがある。温かい食事を食べられる。

 

いざとなったら、頼る場所がある!と知っているだけで、安心感が違います。

 

来年4月に飯田OIDE高校そば(飯田市立病院にも近いです。)に出産・産後入院・母乳相談が受けられる萩元助産院が、新築されます。

そこでは、お産・母乳といった限定されたケアだけでなく

 

 参加者が 主役 主体 になれる

*パートナーと一緒にトライ♪ペアストレッチ&安産に向けたペアマッサージ

*第2・3子妊娠に向けたよもやま話

第1子妊娠と何が違うのか、体のこと、環境のこと、パートナーシップのこと

*鉄分・食物繊維が摂取でき、砂糖不使用のデザートを食べながらのおしゃべり会

*産後の骨盤ケア・シェイプアップ

 

など、運動教室やお茶会、講座を定期開催し、妊娠中から助産師と皆さんが

たくさん交流する機会を作ります。

 

私も、その講座の一部を担当させていただきます♪

 

 

産後ケア・・・特に出産退院後すぐ~母子の体調・生活の目途がつく産後3カ月ぐらいまでに、

いかに ~~切れ間のないサポートが受けられるか~~が、その後長く続く子育ての好発進の鍵です。

 

もっと言えば、産後すぐは、目の前の赤ちゃんのことや、上のお子さんの対応で、

精一杯なことが多いので、

✨ 妊娠中から、サポートを受けたい側⇔サポートをする側の双方が、

お互いの人となりを知り合える機会を作り、信頼関係を結べる 

ことが、より大切です♡

 

病院・治療院・自治体・地域住民・ご家族

み~~んなで産まれたお子さんや親御さんを見守っていけたらいいですね♪

子どもの食物アレルギーのお話

こんにちは。スタッフの宮澤です。

 

梅雨入りし、ジメッとする日もありますが、恵みの雨のおかげで大地が満たされますね。

 

先日、健和会病院が毎年開催してくださる【 子育て友の会 】に参加してきました。

今年から、健和会病院院長に就任された小児科の和田浩先生の

「子どもの食物アレルギー」に関する大変わかりやすいお話を聞きました。

 

私自身、知っていたつもり・・・で、間違った理解をしていた!!と

ハッとする内容であり、お子さんを育てておられる

親御さん、祖父母皆さんに知っていただくといいなぁ・・・と思いました。

 

和田先生がまとめてくださった食物アレルギーの説明文が

ありますので、ここで紹介させていただきます。

(blogに内容紹介することを承諾してくださった和田先生に、

この場をお借りして、改めて、感謝申し上げます。)

 

 

【  子どもの食物アレルギー  】

 

  • 食物アレルギーの血液検査

「食物アレルギーが心配なので、血液検査をしてください。」という相談が時々あります。

こういう時「はい、それではやりましょう。」という対応はしません。

食物アレルギーの血液検査の結果は、実際とは食い違うことがけっこうあるからです。

つまり「卵アレルギーあり」という反応が出ていても、実際には食べても何ともない場合や、逆に「異常なし」と出ているけれど、食べると出てしまうという場合もあるのです。

なので、まずは食べた時にどんな症状が出たのかを詳しくうかがいます。

何回も食べてその度に同じ症状が出たというのなら、それだけで診断することもよくあります。

逆に出たり、出なかったりするという場合は、実は食物は関係ないということも多いのです。

 

  • 食物負荷試験

もちろん血液検査は非常に参考にはなりますからやることも多いのですが、
最終的には「実際に食べて出るかどうか」を見る「食物負荷試験」を行うことが多いです。

アトピーの場合は食べてから症状が出るまでに時間がかかるので家で試してもらいますが、食べてすぐに出る「即時型」というタイプでは、強い反応が出る可能性もあるので、病院の外来で試します。

(もっと激しい「アナフィラキシーショック」などを起こす可能性がある場合には、飯田市立病院やこども病院などにお願いして入院して行うことになります。)

 

 

  • まずは相談を

小さい時に「○○は除去しましょう」と言われ、そのままずっと食べずにいるという子が時々います。

本当に食べられないなら除去を続けなくてはいけませんが、実は食べられるようになっていることもあり、負荷試験で確認していく必要があります。

また「アレルギーが心配だから」と離乳食で卵などを与えるのを遅くしているというケースも時々ありますが、むやみに遅くするのもよくないのです。

食物アレルギーが心配だったら、自己判断での除去はせず、まずはご相談ください。

ただし、食物アレルギーの診察には時間がかかることが多いので、受付に「食物アレルギーの相談をしたい。」とご連絡ください。

なるべく一般の診察とは別に時間を取ってお話をうかがいます。

 

 

 

講演会は、和田先生が長年の臨床経験から導き出したお子さんとの関わり方を教えてくださり、

「不安な時はどうしたらいいのか」と、親御さんの気持ちに寄り添ってくださる

先生の温かいお人柄が伝わってくる時間でした。

 

“不安”“気がかり”を、受け止めてもらえる。

話をしても、大丈夫。

 

一見、当たり前のようなことかもしれませんが、「治し方」「育て方」を

詰め込むだけでは満たされない ✨ こころの安心感 ✨ をいただく時間でした。

 

健和会病院の子育て友の会は、

どなたでも 参加できる 会です。

 

この先も、様々なお話が聞ける講座が続きます。

 

知りたいことを知る。聞きたいことを聞けるいい機会です。

良かったら、足を運んでみるのもいいかなぁと思います(#^^#)

 

 

【 2018年度 子育て講座のご案内 】

 

☆時間・・・10:00~12:00   午後開催の場合もあり。

☆場所:鼎公民館  注・・・講師の都合・公民館の予約状況等で、日時・場所が変更になる場合がありますので、確認してお出かけください。

☆全講座:予約が必要 定員20名)

  予約先:健和会病院 小児外来 (0265)23-3115(代)

小児科外来窓口でも受付可能。

☆参加費:¥300 (子育て友の会会員は無料)

 

 

7月11日(木)

子どものしつけ どこまで叱っていいの?

子育てのイライラ、ストレスでつい・・・ってこと、誰もが体験していると思います。

みんなで気楽に話してみませんか。

 

言語聴覚士

知久万寿美

 

8月23日(木)

子どもの救急蘇生、対処法

もしもの時、あなたが助けられる命がある!

万が一の救急蘇生法や緊急時の実技と対応をお話します。

 

救急救命士

 

 

9月13日(木)

子どもの薬のことをよく知ろう

薬は症状をやわらげたり、原因を治すために処方されます。薬剤師が薬についての疑問や質問に答えます。

実際の薬の味を体験してもらいます。

 

薬剤師

下島美智子

10月20日(土)

13:30~15:30

子どもの喘息

喘息とはどんな病気なのか、どうやって治していくか、

生活の中で気をつけることなどお話します。

 

小児科

和田医師

 

11月16日(金)

勇気づけの子育て

「コミュニケーション心理学」に基づいた子どもの付き合い方、お母さんが元気になれるお話をします。

*グループワークあり

 

精神科医

服部医師

 

12月13日(木)

感覚・運動・遊びながら学ぶ

遊びを通じて楽しみながら体を使って学ぶことで、運動など苦手意識のある子もすくすく成長します。

 

作業療法士

土屋美千子

 

1月17日(木)

上手な病院のかかり方、おしゃべり会

子どもは予期せず熱が出たり、吐いたり・・・心配ですよね。上手な病院のかかり方をお話します。お母さん同士も一緒にお話しましょう。

 

小児科看護師

 

2月20日(水)

2歳児との上手な付き合い方

自己主張を始める2歳児のお子さんとの上手な付き合い方、小さいうちからのスマホの関わりについてもお話します。

 

言語聴覚士

知久万寿美

 

3月6日(水)

子どもの食事

子どもの食事、気になることたくさんありますよね。

管理栄養士がご相談に乗ります。

 

管理栄養士

佐々木朱美

 

季節の変わり目と体調管理に鍼灸治療を!

くま鍼灸院_no.2皆さんこんにちは(^^)スタッフの飯塚です。

5月に入り皆さん新年度の仕事には慣れてきましたでしょうか??

日本では5月というとゴールデンウィークを思い浮かべる方もいるかと思います。

長い休みが終わった後にどこか体が本調子でない状態で俗に言う五月病という症状に罹ってしまう方が中にはいらっしゃいます。

そんな五月病にもしかかってしまったらどうしたらいいのか、私達でお手伝いできることはないか調べてみました♪

 

 

Wikipediaによりますと・・

〈日本においては、新年度の4月には入学や就職、異動、一人暮らしなど新しい環境への期待があり、やる気があるものの、その環境に適応できないでいると人によってはうつ病に似た症状がしばしば5月のゴールデンウィーク明け頃から起こることが多いためこの名称がある。〉「さつきびょう」は誤読。

医学的な診断名としては、「適応障害」あるいは「うつ病」と診断される。

 

 

発症に至る例としては、今春に生活環境が大きく変化した者の中で、

新しい生活や環境に適応できないまま、ゴールデンウィーク中に疲れが一気に噴き出す、

長い休みの影響で学校や職場への行く気を削ぐなどの要因から、

ゴールデンウィーク明け頃から理由不明確な体や心の不調に陥る、というものがある。

 

 

疲れはいつの間にか心や体に溜まり、

それに気が付かず無理をし続けてしまうと心や体を傷めてしまい症状が重いと仕事や日常生活へも影響が出てしまう五月病。

そんな五月病を改善させるために、私達くま鍼灸院で何かお手伝いできるかもしれません。

 

 

鍼灸の効果の一つに自律神経の調節があります。

簡単に説明しますと、鍼が体に刺激を与えると交感神経という体を緊張させる神経が一時的に抑制されます。

そして、副交感神経という体をリラックスさせる神経が亢進します。

これを考えると鍼灸によって体はリラックスする方向に向きやすくなることがわかります。

(すごく簡単に説明しましたが、本当は体の調節機構はもっと複雑です。また、どこかの機会でお伝えできればと考えています。)

この鍼灸の特性を活かして五月病で悩まれている方のお手伝いができるのではないかと考えています。

具体的には緊張で凝り固まった筋肉の緊張を取り、血管の拡張による血流量の増加や脳血流の促進、痛みの鎮痛等が挙げられます。

リラックスできて夜もよく眠れるようになると少しずつ体も良い状態になっていきます。

 

 

新年度が始まって約一ヶ月、疲れやストレスが溜まってくる頃かと思います。

あまり無理をせず体の状態を確認しながら日々の生活を送っていきたいですね。

ちょっと疲れたなと思ったそんな時はくま鍼灸院にご相談くださいね\(^o^)/

 

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平成30年度第1回JISRAM研修会 in 名古屋に参加してきました。

7月8日(日)平成30年度第1回JISRAM研修会 in 名古屋にスタッフの飯塚と共に参加してきました。

今回は1年間かけて取り組んできたプロジェクト学習の成果発表を行いました。

プロジェクト学習とは様々なテーマの中から自分の興味を持ったテーマについてグループ毎に学習をしていくというものです。

テーマは

「不妊治療とメンタルヘルス」

「男性不妊について」

「不妊治療とRA」

「鍼灸の普及に関して」

「妊娠高血圧症候群と鍼灸治療」

「エストロゲン依存性疾患への鍼灸治療の向き合い方」

「鍼灸治療の標準化」

などあり、私は「エストロゲン依存性疾患への鍼灸治療の向き合い方」を選択し、飯塚は「男性不妊について」取り組んできました。

「エストロゲン依存性疾患・・・」なんとなく選んでしまったこのテーマ(^^;)

日本全国、遠くは鹿児島の先生。7名のグループではじめいくことになりました。

どうやって進めてくの?って思ってましたが、それぞれが学習を進め、調べたことや、疑問に感じていることなどを毎月LINEのグループ通話にて会議を行っていくことになりました。

学習をはじめるととても奥の深い内容で、しかもよくわかっていないことも多い・・・(^^;

とりあえず子宮内膜症に疾患を絞りすすめていくことに。

とはいってもどのようにまとめていったらいいのか・・・。

それぞれ手分けをして進めていくことにしました。

その中でも私は「免疫的な観点からみた子宮内膜症」についてまとめることにしました。

子宮内膜症と免疫?って思われる方も多いかもしれませんがとても重要なかかわりがあります。

 

詳しくは書ききれませんので大まかな概要を記します。

 

 

 

まず子宮内膜症とは子宮内膜組織が子宮以外の腹腔内・卵巣・ダグラス窩などに異所性に増殖、炎症を起こす疾患です。

また月経回数の増加がリスク要因とされております。

子宮内膜症はエストロゲン依存性疾患でありますが、必ずしもエストロゲン濃度が高いとなるわけではないようです。

また月経血の腹腔内への逆流が発症原因ともいわれております。

実は月経中の女性の約80~90%に血性腹水が存在していると言われており、子宮内膜症の発症頻度が成人女性の約10%という点から考えると、月経血の逆流のある女性すべてが子宮内膜症を発症しているわけではないということになります。

また子宮内膜症には免疫異常が関与しているという報告が多数あります。

・・・と前振りはこんな感じで実際の免疫的な観点からみた考察は次回お伝えさせて頂きます。

 

子宮内膜症に対する鍼灸治療は、痛みの軽減、CA125の減少などは報告されておりますがまだまだ確立されたものではありません。

もし「鍼灸で子宮内膜症を治せます!」って言ってる人がいたら、病態を理解してないか、嘘だと思って疑ってください。

ただ症状の軽減、QOLの向上、西洋医学的治療の補完などの意味では大きな役割を果たしていくと思います。

特に妊娠を希望されている方には免疫的なアプローチはとても重要になっていくことでしょう。

また飯塚の「男性不妊」のお話もまた別でお伝えさせて頂きますね。

暑い時期には気をつけたい熱中症

皆さんこんにちは、くま鍼灸院スタッフの飯塚です(^^ゞ

7月からとても暑い日が続いていましたが、ここの所、チュッと涼しくなってきましたね(^^;)。

ちょっと出遅れた感じがありますが、

今回は暑い時期には気をつけたい熱中症について調べてみました。

 

 

 

熱中症と言っても症状は軽症から重症まであり、重症の熱中症にかかると脳機能障害、場合によっては死亡することもある大変怖い症状です。

以下Wikipediaより引用致します。

 

 

熱中症(ねっちゅうしょう、heat stroke, sun strokeということが多い)とは、暑熱環境下においての身体適応の障害によっておこる状態の総称である。

本質的には、脱水による体温上昇と、体温上昇に伴う臓器血流低下と多臓器不全で、

表面的な症状として主なものは、めまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗(または汗が出なくなる)などがある。

また、熱中症が原因で死亡する事もある。

特にIII度の熱中症において致死率は30%に至るという統計もあり、

発症した場合は程度によらず適切な措置を取る必要があるとされている。

また死亡しなかったとしても、特に重症例では脳機能障害や腎臓障害の後遺症を残す場合がある。

屋内・屋外を問わず高温や多湿等が原因となって起こり得る。

21 – 25℃あたりから要注意になるといわれている。

国立衛生研究所の資料によると、25℃あたりから患者が発生し(段階的に増え)、31℃を超えると急増する。

日射病とは違い、室内でも発症するケースが多い

。高温障害で、日常生活の中で起きる「非労作性熱中症」と、スポーツや仕事などの活動中に起きる「労作性熱中症」に大別することが出来る。

(Wikipediaより引用)

 

 

 

熱中症は表面的に見ても怖いですが、

表面の症状が回復しても脳や内臓に受けたダメージは簡単には回復しないようです。

熱中症になった後では身体へのダメージも大きいので、

できるかぎり熱中症にならないように日頃から予防が大切になってきます!

 

では、具体的にどのような症状が起きると熱中症にかかってしまっているのでしょうか??

 

 

1,めまいや顔のほてり

めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出たら熱中症のサインです。

一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状が出たりする場合もあります。

 

2,筋肉痛や筋肉のけいれん

“こむら返り”と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります。

筋肉がピクピクけいれんしたり、硬くなったりすることもあります。

 

3,体のだるさや吐き気

体がぐったりし、力が入らない。

吐き気や嘔吐、頭痛を伴う場合もあります。

 

4,汗のかきかたがおかしい

ふいてもふいても汗がでる、もしくは全く汗をかいていないなど、

汗のかきかたに異常がある場合には、熱中症にかかっている危険性があります。

 

5,体温が高い、皮膚の異常

体温が高くて皮ふを触るととても熱い、

皮ふが赤く乾いているなどの症状も熱中症のサインです。

 

6,呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない

声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をする。

または、体がガクガクとひきつけを起こしたり、まっすぐ歩けないなどの異常があるときは、

重症の熱中症にかかっています。すぐに医療機関を受診しましょう。

 

7,水分補給ができない

呼びかけに反応しないなど、自分で上手に水分補給ができない場合は大変危険な状態です。

この場合は無理やり水分を口から飲ませることはやめましょう。すぐ医療機関を受診しましょう。

(熱中症ゼロへ。https://www.netsuzero.jp/より引用)

 

たかが熱中症と侮らず、少しでも変だと思えば様子を見て、

ひどい症状は迷わず医療機関を受診して医師の診断を仰いでください。

 

 

また、日頃から体調を整えることは大切です。

次回は暑さに体を慣らす暑熱順化についてお伝えします。

・・・つづく

 

母乳と薬の話

こんにちは。

スタッフの宮澤です。

この間まで「今年は、暑いですね~~。」と言っていましたが

一気に気温が下がり、あれっ??寒い?と

先日より鍼灸院では、暖房を入れて皆さまをお出迎えするようになりました。

どうぞ、季節の変わり目、ご自愛くださいね(^^)

私は、鍼灸院勤務とあわせて

地域の助産師として

0・1歳学級や、未就園児をもつ親御さんの集いの広場を担当しています。

皆さんと、ストレッチや骨盤体操で体を動かし

交流時間を楽しみます♪

そんな中、母乳・子育て・お母さんの体調相談も受けます。

母乳相談に、ご自身の体調不良と授乳との関連の質問を

受けることがあるので、       

いくつかの情報をご紹介します。        

●お母さんの不安 

「授乳中は薬を飲めない」

「薬を飲んだら、子どもに悪影響がある」

そう思うお母さんは多いです。

授乳と薬に関しお母さんが不安になる理由は、

授乳中のお母さんへの薬剤投与について、統一されたガイドラインがないため、

医師間で考え方の相違があることが影響していると考えられます。

同じ薬でも医師により、授乳可能と言われたり、不可能と言われたりします。

たとえ主治医に「授乳中でも安心して飲めるお薬ですよ。」と言われても、

心配し自己判断で必要な薬を飲まずに症状を悪化させてしまうこともあります。

 “お子さんも大事ですが、お母さんも大事”です。

お母さんの体調、内服の可否を判断するのは医師ですが、

揺れ動くお母さんの気持ちを受け止め、

一緒に考える誰かがいることはお母さんの安心要素になります。

●授乳と薬 

~知っておきたい情報~

*日本の医薬品添付文書には、

ほとんどの薬に「投与中は授乳を中止すること」

または「投与しないこと」と書かれています。

これは、ラットなどの動物実験で母乳中に薬の成分が移行したり、

ヒトの母乳中に薬の成分が検出されたことによります。

ただ、お子さんにどのような影響が出るのかという詳細については不明瞭です。

*アメリカ小児科学会やWHO(世界保健機関)の考え

母乳の大切さを理解した上でお母さんが使用した薬が実際にお子さんにどのような影響を

与えるのか、多くの症例報告から安全性を審査して、薬ごとに使用可能かどうかを判断しています。

その結果、母乳へ移行する量が多くてお子さんに影響が出る可能性のある薬を除き、

急性疾患で短期間に通常の量を飲む場合であれば使用可能としています。

*薬が母乳に及ぼす影響

母乳中に薬の成分は移行します。

ただし、多くの薬の移行量はお母さんが飲んだ量の1%未満と言われます。

*薬を飲むときの注意点

 ・処方:医師(産婦人科、内科、お子さんの小児科主治医など)の診察を受け、

「お母さんの治療に必要な薬だけ」をもらいます。

市販薬にはいろいろな成分が入っているものが多いので、自己判断での内服は避けましょう。

・医師・薬剤師には「授乳である」ことを告げ、

乳幼児にも処方するような薬を選択してもらうといいです。

・「念のため、とりあえず処方しておきましょう。」という程度の必要性であれば、

処方してもらわない方がいいでしょう。

・服用:授乳直前か直後にすると、薬の母乳への移行が少なくなります。

・服用した後はお子さんの様子をよく観察します。

  ⇒下痢をしないか、発疹が出ないか、眠れているか、機嫌が悪くないか、など。

もし、心配なことが起きたら小児科に相談しましょう。

~多く受ける質問~

「風邪をひいてしまいましたが、母乳から子どもに風邪がうつってしまわないか不安です・・・。」

   ↓ ↓ ↓ 

*風邪、胃腸炎、インフルエンザにかかった時に授乳を続けてもお子さんの

健康を害することはほとんどありません。

風邪がうつることを気にして、哺乳瓶で人工乳をあげても、

お母さんがお子さんのお世話を続けるのであれば、風邪がうつる可能性はあります。

ただ 母乳中に風邪のウイルスは移行しません。

母乳にはお母さんがかかった風邪のウイルスを打ち消す免疫が移行して、

お子さんを守ってくれる可能性があります。

~薬の影響や風邪がお子さんにうつることが心配な場合の授乳法~

完全母乳で育ったお子さんはお母さんのお胸の様子、母乳の味、ぬくもり、

抱っこ、匂い・・・自分が安心し落ち着くものをよく知っています。

ですから生後数か月して初めて哺乳瓶を含むと、

嫌がって飲めないことがあります。

そんな時は

 ・お母さん以外の人に授乳を頼める場合は、別の人に人工乳をあげてもらうといいです。

 (お母さんが薬を使いたい場合は、体調を崩してしまっていることが多いので、

できるだけご主人、祖父母、地域のファミリーサポート事業など・・・

誰かの手助けを受けることをお勧めします。お母さんにも、お休みして元気の充電が必要です。)

・お母さんがあげる場合は、授乳する姿勢以外の姿勢で与えてみるのもいいです。

・哺乳瓶の乳首を嫌うようであれば、スプーンや小さいコップ(おちょこ)を

使ってあげて様子をみましょう。

~薬を飲むために一時授乳を中断したい希望を受けた時~

 お母さんが大好きなお子さんは、お母さんのSOSをよく感じます。

お母さんの体や気持ちがつらい様子を察知して心配して、泣いてぐざります。

その泣き声を聞いたお母さんのお胸は張って痛みます。

搾乳方法や乳房の痛みに対するセルフケアを知っている方には実施を勧めます。

今まで飲めていた母乳を飲めなくなるお子さんの気持ちを考慮して、

お子さんにたくさんの声かけとギューの抱っこも大切です。

 まわりにいる私達は、お母さんが迷いながらも、できる情報収集をし、考え、

決めていこうとする様子を見守り、客観的な情報を伝えながら、

お母さんが自分自身で納得いく方法をみつけていくお手伝いをしていきたいですね (*^_^*)

母乳の卒業、おめでとうございます!

スタッフの宮澤です。

厳しい寒さの中にも、少しずつ春の訪れを感じるようになりましたね。

できる養生をして、ポカポカな春を楽しみに待ちたいです(*’ω’*)

 

当院では、妊娠前~妊娠~産後と継続して女性やお子さん、ご家族に寄り添うことを大切にしています。

 

先日、来院されたAさん親子とも、Aさんがご結婚される前からのご縁になります。

お子さんのBくんを授かり、うまれるまでの出来事。

うまれてから今日までの出来事。

長かったような、過ぎてしまうとあっという間のような年月の中に、

いろいろなことがありました。

 

喜び、笑ったこと。

悩み、イライラすることもあったこと。(懐かしいですね(笑))

 

すべての出来事はAさん親子が、今の幸せを感じるために必要なことだったのかなぁ・・・と思います。

 

Bくんは、先週“母乳の卒業”を迎えました。

 

母乳の卒業方法に関しては、悩まずスパッと決められる方もいますが、様々な考え方があるので迷う方が多いように思います。

 

Aさんも、迷いながらも、Bくんの様子、胸の様子や自分の気持ちと向き合いながら

自分がいいと思う方法でトライされ、1つの卒業を迎えました。

 

こころからの✨おめでとう✨です(^^♪

子育ては、「いい」「悪い」「正しい」「正しくない」だけで割り切れないものだと思います。

ネットが普及し、情報を得やすくなったありがたさと同時に

情報の取捨選択に迷うこともあり

「人と比べて、自分はどうなんだろう・・・。」

「人にどう思われるのか・・・。」

「まわりの友達(親、姉妹)はうまくできるのに、自分はうまくいかない・・・。」

と、悩む人もいます。

 

“胸のしこりは、こころのしこり”です。

「いいお母さん」を目指す前に

「感情のある自分」を認めてあげて、

いいことばかり思えない。気がかりもある。イライラもする。それでOK☆と“しこりの元”を吐き出せるといいなぁと思います。

 

Aさん、母乳の卒業、おめでとうございます✨

~Bくんが初めてお胸を吸ってくれた時、

嬉しかったですね~

~夜な夜な、眠い目をこすりながら、

あげた日々がありましたね~

あれっ!?まさかの

自分の不眠!?!?・・・(;O;)

~足りているのかな・・・、

大丈夫かな・・・、と心配しましたね~

 

すべて。すべて。Bくんのこころの栄養になっていますよ~💛

 

Bくん、これからもスクスクさんであれ~~~(^^)/