腸内フローラと免疫

腸内細菌叢(腸内フローラ)は難消化性多糖(食物繊維)から短鎖脂肪酸などの代謝物を産生することで、宿主細胞の生理機能に広範囲な影響を及ぼすと言われています。

腸内細菌から代謝物の短鎖脂肪酸、その中の一つである酪酸は、腸上皮細胞の主要エネルギー源として利用されるだけでなく、免疫系や代謝系の調節を行っているようです。

腸内細菌の影響を最も受けやすい腸管免疫系は多様な細胞が複雑な免疫ネットワークを形成しながら、恒常性を維持しています。

【制御性T細胞(Treg)と免疫】

免疫系は、細菌、ウイルス、がん細胞などの多様な病原体を排除して身体を守るように高度に進化したシステムです。

一方で、免疫応答が過剰になると正常な細胞や組織にも害を及ぼし、さまざまな病気を引き起こします。

このため、免疫系が適切に働くためには免疫応答のバランスを保つ仕組みが重要です。

制御性T細胞(Treg細胞)は免疫応答を抑える機能を持ち、自己免疫疾患、炎症性疾患、アレルギー疾患などを引き起こす過剰な免疫応答を抑制しています。

逆にTreg細胞が過剰に働くと、がん細胞などの病原体に対する免疫応答を抑制し、がんの成長を助けてしまうと考えられています。

制御性T細胞(Treg)は分化の過程で胸腺由来のtTregと末梢由来のpTregの2つが存在します。

pTregは腸管に多く存在して免疫の過剰反応を抑制するように働いています。

pTregは腸管内に多く存在していて、腸内細菌の一つクロストリジウム属細菌が食物繊維を代謝物として産生した酪酸という物質が腸壁を通過し腸壁内に存在する免疫細胞が受け取ると制御性T細胞(pTreg) に分化誘導する。

(ほとんどの臓器に存在していて、CD4陽性T細胞の約10%がTreg、しかし、腸管は他臓器と違っていて小腸ではCD4陽性T細胞の約20% 、大腸ではCD4陽性T細胞の約30%がTreg)

自己免疫疾患、炎症性疾患、アレルギー疾患の人は食物繊維を多くとって腸内フローラを育ててTregを多く分化誘導できれば、過剰な免疫反応が制御できるかもしれませんね。

【食物繊維】

食物繊維は水溶性と不溶性の2グループに分類できます。

水溶性食物繊維は食感がネバネバしたものとサラサラしたものがあります。

水溶性食物繊維を多く含む食品は昆布、わかめ、こんにゃく、果物、里いも、大麦、などに含まれています。

※こんにゃくの原料は水に溶けますが、食用のこんにゃくになると水に溶けません。

不溶性食物繊維は成熟した野菜などに含まれ、糸状のもの、多孔質のものがあり、ボソボソ、ザラザラとした食感が特徴です。

不溶性食物繊維を多く含む食品は穀類、野菜、豆類、きのこ類、果実、海藻、甲殻類の殻にも含まれています。

水溶性食物繊維の特性は、粘性、吸着性、発酵性です。大腸内で発酵・分解されると腸内細菌や酪酸など代謝物の産生が活発になり、腸内環境が良くなることによって整腸効果がでてくるようです。

不溶性食物繊維の特性は保水性が高い、繊維状、蜂の巣状、ヘチマ状、発酵性です。繊維状、蜂の巣、ヘチマは、よく噛んで食べるので、食べ過ぎを防ぎ、顎の発育を促すことで、歯並びを良くします。

発酵性に関しては大腸内で発酵分解されるようですが、水溶性食物繊維より発酵性は低いようです。

【難消化性デキストリン】

最近、話題の特定保健用食品(トクホ)に食物繊維として一番使われているのが、難消化性デキストリンという食物繊維で、デンプンから作られています。

食事のときに一緒に摂取すると腸の蠕動運動が促進されて便通が良くなります。また、腸内細菌のエサにもなるので、腸内環境も整ってきて体調も良くなってくると思いますよ。お試しくださいね(^_^)/~

冷たいものの取り過ぎと胃腸のお話

皆さんこんにちは!くま鍼灸院スタッフの飯塚です(*^^*)

さて、今回のブログのテーマはちょっと季節外れですが、冷たいものとりすぎと胃腸についてです。

冷たい食べ物、飲み物は美味しく感じて過剰に摂取したくなりますね^^;

しかし、何に対しても過剰は良くないことです。

特に冷たいものや冷たい飲み物は内蔵を冷やしすぎて、血行障害を起こします。

口腔内や咽頭は冷たいものは通りすぎるだけですのでそこまで影響はないのですが、胃に関しては飲食物が一時停滞するために胃壁を冷やしてしまいます。

胃壁の血流が悪くなることにより消化がうまくいかなくなり、小腸・大腸にも悪い影響が出てきます。

夏の身体は、冷房の影響などで身体の外側からと、冷たいものの飲食で身体の内側から冷えがちです。

秋の身体がまだ夏モードで冷やす方向に働いているので、寒くなり始めは要注意です。

特に10/20~11/6の秋の土用の時期は体調を崩しやすいので気を付けましょう!

身体が冷えると、血のめぐりが悪くなり、胃の働きも弱くなってしまいます。

そもそも、胃に食べ物が入ってくると、それを消化するために、まず胃酸が分泌されます。

胃酸は胃壁(いへき)も溶かしてしまうほど非常に高い酸性度です。

胃酸から胃壁を守ってくれているのは胃の粘膜ですが、冷房により身体が冷えたり、冷たい飲食物が胃に入ってきたりすると、胃粘膜の血行が悪くなります。

すると、胃壁を守る粘液が充分に分泌されなくなり、胃酸が胃壁を傷つけ、胃痛につながるようです。

また、夏冷えで胃が弱っている状態にストレスが加わると、交感神経が過度に優位になり、胃の働きを強めようとして、胃酸が多く分泌され、胃痛の悪化を招きます。

https://www.well-lab.jp/ ウェルラボより引用)

冷たいもののとりすぎによって腸で起こる変化は一番に免疫機能の低下が挙げられます。

腸壁が36℃以下になると免疫細胞や腸内細菌叢(腸内フローラ)の働きが悪くなり雑菌やウイルスなどに太刀打ちできなくなってしまい免疫機能が低下します。

また、日本人は食生活の欧米化に伴って腸内環境が変化してきています。

最近では、自己免疫疾患やアレルギー疾患は、ある腸内細菌の減少が制御性T細胞という過剰に働く免疫にブレーキをかける役目を持つ細胞の減少を引き起こしているのではないかと言われています。

その辺の話はまた次回お伝えしますね!

母乳と薬の話

こんにちは。

スタッフの宮澤です。

この間まで「今年は、暑いですね~~。」と言っていましたが

一気に気温が下がり、あれっ??寒い?と

先日より鍼灸院では、暖房を入れて皆さまをお出迎えするようになりました。

どうぞ、季節の変わり目、ご自愛くださいね(^^)

私は、鍼灸院勤務とあわせて

地域の助産師として

0・1歳学級や、未就園児をもつ親御さんの集いの広場を担当しています。

皆さんと、ストレッチや骨盤体操で体を動かし

交流時間を楽しみます♪

そんな中、母乳・子育て・お母さんの体調相談も受けます。

母乳相談に、ご自身の体調不良と授乳との関連の質問を

受けることがあるので、       

いくつかの情報をご紹介します。        

●お母さんの不安 

「授乳中は薬を飲めない」

「薬を飲んだら、子どもに悪影響がある」

そう思うお母さんは多いです。

授乳と薬に関しお母さんが不安になる理由は、

授乳中のお母さんへの薬剤投与について、統一されたガイドラインがないため、

医師間で考え方の相違があることが影響していると考えられます。

同じ薬でも医師により、授乳可能と言われたり、不可能と言われたりします。

たとえ主治医に「授乳中でも安心して飲めるお薬ですよ。」と言われても、

心配し自己判断で必要な薬を飲まずに症状を悪化させてしまうこともあります。

 “お子さんも大事ですが、お母さんも大事”です。

お母さんの体調、内服の可否を判断するのは医師ですが、

揺れ動くお母さんの気持ちを受け止め、

一緒に考える誰かがいることはお母さんの安心要素になります。

●授乳と薬 

~知っておきたい情報~

*日本の医薬品添付文書には、

ほとんどの薬に「投与中は授乳を中止すること」

または「投与しないこと」と書かれています。

これは、ラットなどの動物実験で母乳中に薬の成分が移行したり、

ヒトの母乳中に薬の成分が検出されたことによります。

ただ、お子さんにどのような影響が出るのかという詳細については不明瞭です。

*アメリカ小児科学会やWHO(世界保健機関)の考え

母乳の大切さを理解した上でお母さんが使用した薬が実際にお子さんにどのような影響を

与えるのか、多くの症例報告から安全性を審査して、薬ごとに使用可能かどうかを判断しています。

その結果、母乳へ移行する量が多くてお子さんに影響が出る可能性のある薬を除き、

急性疾患で短期間に通常の量を飲む場合であれば使用可能としています。

*薬が母乳に及ぼす影響

母乳中に薬の成分は移行します。

ただし、多くの薬の移行量はお母さんが飲んだ量の1%未満と言われます。

*薬を飲むときの注意点

 ・処方:医師(産婦人科、内科、お子さんの小児科主治医など)の診察を受け、

「お母さんの治療に必要な薬だけ」をもらいます。

市販薬にはいろいろな成分が入っているものが多いので、自己判断での内服は避けましょう。

・医師・薬剤師には「授乳である」ことを告げ、

乳幼児にも処方するような薬を選択してもらうといいです。

・「念のため、とりあえず処方しておきましょう。」という程度の必要性であれば、

処方してもらわない方がいいでしょう。

・服用:授乳直前か直後にすると、薬の母乳への移行が少なくなります。

・服用した後はお子さんの様子をよく観察します。

  ⇒下痢をしないか、発疹が出ないか、眠れているか、機嫌が悪くないか、など。

もし、心配なことが起きたら小児科に相談しましょう。

~多く受ける質問~

「風邪をひいてしまいましたが、母乳から子どもに風邪がうつってしまわないか不安です・・・。」

   ↓ ↓ ↓ 

*風邪、胃腸炎、インフルエンザにかかった時に授乳を続けてもお子さんの

健康を害することはほとんどありません。

風邪がうつることを気にして、哺乳瓶で人工乳をあげても、

お母さんがお子さんのお世話を続けるのであれば、風邪がうつる可能性はあります。

ただ 母乳中に風邪のウイルスは移行しません。

母乳にはお母さんがかかった風邪のウイルスを打ち消す免疫が移行して、

お子さんを守ってくれる可能性があります。

~薬の影響や風邪がお子さんにうつることが心配な場合の授乳法~

完全母乳で育ったお子さんはお母さんのお胸の様子、母乳の味、ぬくもり、

抱っこ、匂い・・・自分が安心し落ち着くものをよく知っています。

ですから生後数か月して初めて哺乳瓶を含むと、

嫌がって飲めないことがあります。

そんな時は

 ・お母さん以外の人に授乳を頼める場合は、別の人に人工乳をあげてもらうといいです。

 (お母さんが薬を使いたい場合は、体調を崩してしまっていることが多いので、

できるだけご主人、祖父母、地域のファミリーサポート事業など・・・

誰かの手助けを受けることをお勧めします。お母さんにも、お休みして元気の充電が必要です。)

・お母さんがあげる場合は、授乳する姿勢以外の姿勢で与えてみるのもいいです。

・哺乳瓶の乳首を嫌うようであれば、スプーンや小さいコップ(おちょこ)を

使ってあげて様子をみましょう。

~薬を飲むために一時授乳を中断したい希望を受けた時~

 お母さんが大好きなお子さんは、お母さんのSOSをよく感じます。

お母さんの体や気持ちがつらい様子を察知して心配して、泣いてぐざります。

その泣き声を聞いたお母さんのお胸は張って痛みます。

搾乳方法や乳房の痛みに対するセルフケアを知っている方には実施を勧めます。

今まで飲めていた母乳を飲めなくなるお子さんの気持ちを考慮して、

お子さんにたくさんの声かけとギューの抱っこも大切です。

 まわりにいる私達は、お母さんが迷いながらも、できる情報収集をし、考え、

決めていこうとする様子を見守り、客観的な情報を伝えながら、

お母さんが自分自身で納得いく方法をみつけていくお手伝いをしていきたいですね (*^_^*)

台風と体の変化

皆さんこんにちはくま鍼灸院スタッフの飯塚です^_^

7月、8月の日本は季節的に台風が発生しやすいようです。

今年の7月は停滞した前線の影響により西日本豪雨が発生し、大変な被害になりました。

また、8月にも台風や集中豪雨など今までに経験したことのない雨が降り、各地で被害を受け避難されたり復旧作業に追われている方々もおられます。

心よりお見舞い申し上げます。少しでも早く元の生活に戻れるよう祈っております。

 

台風や低気圧などの接近により気圧が急激に下がると私達人間の体に変化が起きます。

その変化を調節するのが、皆さんご存知の自律神経です。

この自律神経、特に交感神経が異常興奮することにより副交感神経とのバランスを崩してしまいます。

自律神経のバランスが崩れるといろいろな症状が体に現れてきます。

 

その中でも特に訴えが多い症状は頭痛だそうです。

その他にも首の痛み、めまい、耳鳴り、気管支ぜんそく、関節痛、神経痛、古傷の痛み、鬱(うつ)や不安症なども。

 

この気圧の変化により体に症状が出る方は“気象病”と言われています。

気象病の原因は急激な気圧の変化によるものです。

また、変化は急なほど強くなるようです。

主に不調を訴えるのは気圧が低下するときですが、なかには気圧が上昇するときに不調を訴える人もいます。

 

 

気圧が変化すると人間の体はストレスを感じやすくなるようです。

気象病はどんな方がなりやすいのでしょうか??

 

 

一説によると“耳が敏感な人がなりやすい”のではないかと言われています。

 

 

耳とは“内耳”の事で、鼓膜の奥にある、かたつむりのような形をした器官を指します。

長年、気象病について研究を行い、日本で初めて「天気痛外来」を開設した、愛知医科大学の佐藤純教授は、これまで行ってきた実験から、内耳には気圧の変化を感じるセンサーがあるのではないかという仮説を立てました。

 

 

内耳で気圧の変化を感じると、センサーでキャッチした気圧変化の情報が脳へと入り、自律神経系を活性化させます。

ここで、内耳が気圧の変化に敏感だと、少し気圧が変化しただけでも、過剰に脳に情報が伝わり、自律神経の中枢視床が刺激されて交感神経あるいは副交感神経が過剰に活性化されてしまいます。

 

 

交感神経が活発になれば痛みを感じますし、副交感神経が活発になればだるくなったり眠くなったりします。

気象病で神経痛や関節痛が起こるのは交感神経が活発になりすぎて痛みの神経を直接刺激したり、血管が過剰に収縮したりしてけいれんし、血管の周囲の神経を興奮させるから。

そして、古傷が痛むのは、脳が過去の痛みの記憶を呼び起こすからだと考えられています

 

 

この気象病に悩んでいる人は、乗り物酔いにも悩んでいることが多いようです。

乗り物酔いをしやすい人は、内耳が揺れに敏感です。

一方、気象病は内耳が気圧の変化という「揺れ」に敏感だと起こるので、乗り物に酔いやすい人と気象病になりやすい人は共通することが多いようです。

 

 

気象病の予防はズバリ!自律神経のバランスを整えることです。

市販の酔い止めを服用することで症状緩和する人もいますが、効果は商品によって人それぞれのようです。

鍼灸治療は自律神経のバランスを整えることが得意です。

継続して治療することによって自律神経がうまく連動するようになって、適用力が上がるとされています。

 

 

 

自律神経のバランスを整えるには日頃からの工夫や積み重ねが大切です。

規則正しい生活、ストレスを溜めない、適度な運動、など最初から一度にすることはとても大変なことですので、少しずつ始めて習慣化すると良いかもしれませんね。

 

 

私達、くま鍼灸院では鍼灸治療で皆様の体調管理や自律神経のバランスを整えるお手伝いをさせていただいております。

不調が続いており、体調がすぐれない時にはぜひご相談いただければと思います。

お気軽にご連絡ください(^^)v

妊娠中から始めたい子育てサポート

こんにちは。助産師の宮澤です。

暑さも少し落ち着き、秋の気配を感じるようになりました。

(^^♪ 食欲の秋~。

実りの秋~。

楽しみですね♪

 

今年の4月から、飯田市の産後ケア事業として出産退院後のお母さんと生後5カ月未満の赤ちゃんが、

病院や助産所に宿泊して、心身のケアや育児のサポートを受けられるようになりました。

現在、宿泊の受け入れ施設は、下伊那赤十字病院と、よしみ助産院です。

 

産後ケア事業の詳細情報は、こちらをご参照ください。

http://www.city.iida.lg.jp/soshiki/15/sangocare.html

 

「えっ!?出産退院したのに、また入院?」

「病気でないのに、入院?」

 

と、不思議に思う方がいるかもしれません。

 

お産は病気ではありません。

ただ、お産も授乳もやってみなければ分からないことが多いのです。

入院中は、比較的眠っていた赤ちゃんが

自宅に帰ってきた晩から

泣いて~~~・・・泣いて~・・・

なんていうことも珍しくありません。

母乳は足りているのだろうか・・・。

この飲ませ方で大丈夫だろうか・・・と悩むこともあります。

悩みながら、迷いながら、だんだんと、自分のペースが掴めてくるように思います。

 

とにかく、まずは、お産をがんばったご自身の体と気持ちを

しっかり休ませてほしい。

そう願います (#^^#)

 

退院後すぐに、身を寄せるところがある。温かい食事を食べられる。

 

いざとなったら、頼る場所がある!と知っているだけで、安心感が違います。

 

来年4月に飯田OIDE高校そば(飯田市立病院にも近いです。)に出産・産後入院・母乳相談が受けられる萩元助産院が、新築されます。

そこでは、お産・母乳といった限定されたケアだけでなく

 

 参加者が 主役 主体 になれる

*パートナーと一緒にトライ♪ペアストレッチ&安産に向けたペアマッサージ

*第2・3子妊娠に向けたよもやま話

第1子妊娠と何が違うのか、体のこと、環境のこと、パートナーシップのこと

*鉄分・食物繊維が摂取でき、砂糖不使用のデザートを食べながらのおしゃべり会

*産後の骨盤ケア・シェイプアップ

 

など、運動教室やお茶会、講座を定期開催し、妊娠中から助産師と皆さんが

たくさん交流する機会を作ります。

 

私も、その講座の一部を担当させていただきます♪

 

 

産後ケア・・・特に出産退院後すぐ~母子の体調・生活の目途がつく産後3カ月ぐらいまでに、

いかに ~~切れ間のないサポートが受けられるか~~が、その後長く続く子育ての好発進の鍵です。

 

もっと言えば、産後すぐは、目の前の赤ちゃんのことや、上のお子さんの対応で、

精一杯なことが多いので、

✨ 妊娠中から、サポートを受けたい側⇔サポートをする側の双方が、

お互いの人となりを知り合える機会を作り、信頼関係を結べる 

ことが、より大切です♡

 

病院・治療院・自治体・地域住民・ご家族

み~~んなで産まれたお子さんや親御さんを見守っていけたらいいですね♪

人の熱放散システム~暑熱順化で暑さに負けない体つくり!~

・・・つづき

スタッフの飯塚です。前回の続きを。

 

汗は発汗すると蒸発して体から熱を奪い体温を下げます。

この状態を”有効発汗”といい、発汗によりうまく体温を下げれている状態です。

一方、周りの環境の影響で湿度が高いために汗が蒸発できず、

皮ふが濡れた状態になると体からの熱発散量が増えず、

汗をかいてもその汗が有効に作用せず、汗のかき損になってしまいます。

このように出た汗のうち蒸発しない分を“無効発汗”といいます。

汗が多量に出たときや、湿度が高くて汗の蒸発が妨げられると、

汗は皮膚面に溜まり、流れ落ちるだけになります。

無効発汗の状態で汗をかき続けていると、次第に汗の量が減ってきます。

この汗の減少は、次のような順序で起こります。

出た汗が蒸発しきれず、皮膚が汗で濡れた状態になると、

皮膚の表面、つまり表皮の最上層の角質層がだんだんふやけてきます。

           ↓

汗の出口(汗孔)は、表皮の角質が環状に取り巻いていますが、

その主成分のケラチン(蛋白質)がふやけるため、汗孔が次第に狭まり、塞がってしまう。

汗は次第に減少しついには発汗しなくなってしまう。

 

この現象は“発汗漸減”(はっかんぜんげん)といわれています。

発汗漸減は、無効発汗量 が多い時ほど顕著に起こるとされており、

発汗漸減には無駄な汗を減少させて体液を保持する目的があるようです。

無効発汗が起きた皮膚面は

乾いたタオルなどでよく拭って乾かしてあげれば、再び汗が出てくるようになります

なお、気温が高くても湿度が低ければ、汗は素早く蒸発するので、

無効発汗及び発汗漸減は起こりにくくなります。

 

身体の熱を下げる発汗は有効発汗です。

普段から運動などで汗腺を鍛えていると汗腺から発汗しやすくなります。

また、本格的に暑くなる前から発汗する程度の運動をや動作を行うことによって

暑熱耐性を会得できる(約10日位)ようです。

 

 

暑熱順化で暑さに負けない体つくり!

 

暑熱順化とは、暑熱ストレスに対する抵抗力(暑熱耐性)で、

暑熱環境に繰り返し曝露されたり、

そのような環境下で持久性のトレーニングを繰り返すことによって

徐々に高めることができます。

このように暑さに身体が適応することを“暑熱順化”(しょねつじゅんか)といいます。

暑熱順化には短期暑熱順化と長期暑熱順化があり

短期暑熱順化は発汗を促すトレーニング、環境、着衣などの条件で発現しますが、

長期暑熱順化は長期暑熱暴露により身体は発汗中枢活動性が低下し、

汗腺の感受性が低下する事で個々の汗腺の最大分泌能力も減退し、

結果として最大発汗量も減退します。

一方、能動汗腺数は多いため、

少ない汗でも濡れる皮膚面積 を大きくする事が出来ます。

また、皮膚血管拡張機能の亢進によって皮膚温を高く保っています。

これらにより非蒸散性熱放射(放射、伝導、対流)と汗の蒸発効率を高めることができ、

少量の 汗で効率よく熱放散ができるようです。

 

短期暑熱順化

 

季節の変わり目や運動により起きる。

暑熱順化は発汗を促すことと、環境温度の見直しによって起きる。

発汗を促すにはウォーキングやジョギング、自転車などの運動、

半身浴やサウナなど運動環境の湿度が低く無効発汗が起きにくいとより良いそうです。

また、有酸素運動が比較的有効であるが、

体調を見ながら発汗する程度の運動をすると良いです。

 

 

短期暑熱順化発現の条件

  • 環境条件(環境温、放射熱など)
  • 運動条件(強度や持続時間など)
  • 着衣条件(衣類の種類や着衣量など)

これらの条件が全て揃わなくても暑熱順化は発現することが確認されています。

日常生活に近い状態で

約10日間の暑熱暴露

(最高気温の期間平均:32.3℃、

日平均の期間平均27.4℃、

順化開始日の平均気温は26.5℃)した結果、

暑熱順化が発現したことを確認しているようです。

この事から、夏になると一過性の暑熱順化(季節順化)が起きるようです。

一方で冷涼環境に四六時中いること(約9日間)で暑熱順化の消失も見られます。

通常の生活ではあまり考えにくいですが、

時には発汗を促して汗腺を鍛えることが

短期暑熱順化を維持していくのには良いようです。

 

 

いかがだったでしょうか??今は夏真っ盛り。

暑熱順化を発現するには約10日間発汗を促す必要がありますので、

この時期は朝の涼しい時間帯に活動すると良いかもしれませんね。

夏の暑さに負けない体を作っていきましょうね。

 

 

くま鍼灸院で鍼灸治療を通して皆さんの体調を整えるお手伝いができるかもしれません。

不安なことやご心配がありましたら、ご相談ください\(^o^)/

産後シェイプアップレッスン

スタッフの宮澤です。
私は、助産師(看護師)業務と併せてフィットネスインストラクターとしても活動させていただいております。

産後ママさん&乳幼児のお子さん達と、ワイワイ賑やかに運動+おしゃべりを楽しむ運動サークルをしております。
ご案内させていただきます

産後シェイプアップレッスン

~内容~
・全身を伸ばすストレッチ
・骨盤ケア
・ミニキックボクササイズ体験♪

運動が久しぶりな方でも安心して参加いただます(^^)d

☆レッスン日

【9月】
①13日(木)10~11時
②19日(水)10~11時
③25日(火)10~11時

☆場所:ピルエット

飯田市東中央通り5丁目59ー1

オオクラボーリング場近く。元レンタルビデオマリオの跡地です。

☆定員:10名(要:予約)

☆レッスン料:¥1000

☆持ち物:水分、タオル
★上履き不要です。

☆駐車場は、会場横にあります。

☆お子さんと一緒の参加でOK
授乳・オムツ交換もできます。

★レッスン申し込み・お問い合わせは、くま鍼灸
院:宮澤まで。
0265ー32ー1218

よろしくお願い致します♪

暑い時期には気をつけたい熱中症

皆さんこんにちは、くま鍼灸院スタッフの飯塚です(^^ゞ

7月からとても暑い日が続いていましたが、ここの所、チュッと涼しくなってきましたね(^^;)。

ちょっと出遅れた感じがありますが、

今回は暑い時期には気をつけたい熱中症について調べてみました。

 

 

 

熱中症と言っても症状は軽症から重症まであり、重症の熱中症にかかると脳機能障害、場合によっては死亡することもある大変怖い症状です。

以下Wikipediaより引用致します。

 

 

熱中症(ねっちゅうしょう、heat stroke, sun strokeということが多い)とは、暑熱環境下においての身体適応の障害によっておこる状態の総称である。

本質的には、脱水による体温上昇と、体温上昇に伴う臓器血流低下と多臓器不全で、

表面的な症状として主なものは、めまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗(または汗が出なくなる)などがある。

また、熱中症が原因で死亡する事もある。

特にIII度の熱中症において致死率は30%に至るという統計もあり、

発症した場合は程度によらず適切な措置を取る必要があるとされている。

また死亡しなかったとしても、特に重症例では脳機能障害や腎臓障害の後遺症を残す場合がある。

屋内・屋外を問わず高温や多湿等が原因となって起こり得る。

21 – 25℃あたりから要注意になるといわれている。

国立衛生研究所の資料によると、25℃あたりから患者が発生し(段階的に増え)、31℃を超えると急増する。

日射病とは違い、室内でも発症するケースが多い

。高温障害で、日常生活の中で起きる「非労作性熱中症」と、スポーツや仕事などの活動中に起きる「労作性熱中症」に大別することが出来る。

(Wikipediaより引用)

 

 

 

熱中症は表面的に見ても怖いですが、

表面の症状が回復しても脳や内臓に受けたダメージは簡単には回復しないようです。

熱中症になった後では身体へのダメージも大きいので、

できるかぎり熱中症にならないように日頃から予防が大切になってきます!

 

では、具体的にどのような症状が起きると熱中症にかかってしまっているのでしょうか??

 

 

1,めまいや顔のほてり

めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出たら熱中症のサインです。

一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状が出たりする場合もあります。

 

2,筋肉痛や筋肉のけいれん

“こむら返り”と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります。

筋肉がピクピクけいれんしたり、硬くなったりすることもあります。

 

3,体のだるさや吐き気

体がぐったりし、力が入らない。

吐き気や嘔吐、頭痛を伴う場合もあります。

 

4,汗のかきかたがおかしい

ふいてもふいても汗がでる、もしくは全く汗をかいていないなど、

汗のかきかたに異常がある場合には、熱中症にかかっている危険性があります。

 

5,体温が高い、皮膚の異常

体温が高くて皮ふを触るととても熱い、

皮ふが赤く乾いているなどの症状も熱中症のサインです。

 

6,呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない

声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をする。

または、体がガクガクとひきつけを起こしたり、まっすぐ歩けないなどの異常があるときは、

重症の熱中症にかかっています。すぐに医療機関を受診しましょう。

 

7,水分補給ができない

呼びかけに反応しないなど、自分で上手に水分補給ができない場合は大変危険な状態です。

この場合は無理やり水分を口から飲ませることはやめましょう。すぐ医療機関を受診しましょう。

(熱中症ゼロへ。https://www.netsuzero.jp/より引用)

 

たかが熱中症と侮らず、少しでも変だと思えば様子を見て、

ひどい症状は迷わず医療機関を受診して医師の診断を仰いでください。

 

 

また、日頃から体調を整えることは大切です。

次回は暑さに体を慣らす暑熱順化についてお伝えします。

・・・つづく

 

素敵な出会いがありました(*^^*)

こんにちは。スタッフの宮澤です。

この度の西日本豪雨被害に際し、心よりお見舞い申し上げます。

一日も早く平穏な日常を迎えられますことをお祈りいたします。

下伊那地区も山々に囲まれ川がある地域です。

できる備えや、いざ・・・ということを考えて、対策したいですね。

 

私は、助産師という仕事柄、産まれる生命、また亡くなる生命にも出会ってきました。

「新しい生命を授かること」

「生きてこの世に誕生すること」

「今を生きていること」

すべてが当たり前でなく、尊いものだと思います。

 

先日、友人に誘われ、飯田市創造館で開催された飯田市伊豆木出身の

【イラスト書道家】✨ 和全さん 

の個展を観に行ってきました。

 


【 和全さん紹介文:2018,6,30中日新聞記事より

本名:土屋和泉(いずみ)

8歳から書道を習い、イラストも好きで描いていた。
新潟大(新潟市)で書道を学び、東京都の出版社に就職後はイラストやデザインを担当。
「私にしかできないことを」と2015年にイラスト書道を考案し、米ニューヨークの展覧会で1位を獲得するなど評判になった。

個人的に制作を依頼された作品が「一生大切にします」と言われたことで、会社の仕事とは違うやりがいを覚え、昨年11月に独立。
絵本のイラストや書籍の題字など精力的に活動を続ける。


 

個展では、絵本「ふたりの兄弟」(トルストイ原作)を翻訳した本のソムリエ団長さんと和全さんとのトークショー、和全さんの書道パフォーマンス、またプロジェクトマッピング映像紹介とステキな催しばかりでした。

 

「ライフ」という個展タイトルにピッタリな作品の数々にこころが惹きつけられました。

 

私は、近隣市町村の小・中・高校へ、

いのちの授業・性教育・ライフデザインセミナーの出前授業に行っています。

生命誕生・いのちの尊さ・二次性徴・性感染症予防・ライフデザイン・・・

といった知識提供する機会でもありますが、

「いのちの話・・・またか・・・。」

「感染症??自分に関係があるの??」

身近に感じられないなぁ、興味ないなぁ・・・といった反応があります。

「未来」の話より、「今」自分に起きているLINEでの友達関係の悩み、

体・成績に関するコンプレックス、

親との関係など、別のことで気持ちがいっぱい・・・という話も聞きます。

 

授業内で、

「皆さんはうまれてきてよかったと思いますか?」

「家族やまわりから、自分は必要とされ、大切な存在だと思いますか?」と聞いています。

すると、ニコっと笑顔でうなずく人、

首を大きく横に振る人、

うつむく人、

にらむような強い視線を向けてくる人、と様々です。

 

「幸福感」「生きていていい・自分は大切という安心感」が、

その人の中にそっとまれることをける(寄り添う)になりたいな~~~と、

ここ数年の出前授業や女性の相談を受けながら、胸の中にありました。

 

和全さんの作品を見た瞬間に、たくさんのインスピレーションが浮かびました♪

 

 

(^^♪ 善は急げ~~ ♪

ということで、早速、和全さんに、仕事依頼させていただき、

これから思春期~子育て世代~更年期世代の皆さんへ贈る読み物作りに取り組みます♡

お披露目を楽しみにしてくださいね♪

わくわく♡

 

 

 

アイスクリーム頭痛って!?

皆さんこんにちはスタッフの飯塚です😃

7月は本格的に暑くなってきましたね^^;

汗をかきますと身体からミネラルが汗とともに排出されて身体のミネラルバランスを崩し、脱水症状を起こしたり、こむら返りを起こしてしまったり体調を崩してしまう方も多いかと思います。

 

 

暑いときには冷たいものを取りたいかと思いますが、冷たい物の食べ過ぎ、飲み過ぎには注意してくださいね。

冷たさで胃腸の血流が悪くなり消化吸収も悪くなりやすいかと思います。

今回は冷たいものを一気に口に入れると起こりやすいアイスクリーム頭痛について調べてみました

 

 

 

アイスクリーム頭痛(アイスクリームずつう、英: Ice-cream headache)は、アイスクリームやかき氷などの極端に冷たいものを食べた直後に数分程度発生する頭痛。

医学的な正式名称である。

国際頭痛学会では「寒冷刺激による頭痛」に分類される。

「刺すような痛み」「脈打つ痛み」「脳が凍るような感じ」など症状は個人差が大きく、片頭痛持ちの人に起きやすい傾向がある。(Wikipediaより出典)

 

 

アイスクリーム頭痛はまだ発症メカニズムの解明は進んでいないようです。

頭痛の原因としては2説唱えられているようです。

 

 

1説は、冷たいものを食べた際に口腔内の温度が急激に低下し、反射で体温を上昇させるため頭に通じる血管を膨張させて血流を一時的に増大させ、それにより頭の血管に一時的に炎症が発生して頭痛を引き起こす。

 

 

2説は、冷たい物が喉を通過することにより、喉の三叉神経が刺激され、この時に発生する伝達信号を脳が勘違いし、関連痛として頭痛が発生する。

 

 

上記の2つの説はどちらも正しく、両方が要因となり発生していると考えられているようです。

 

では、このアイスクリーム頭痛を起こさないようにするにはどうしたら良いのでしょうか??

 

それは、「ゆっくり時間をかけて食べる」こと!たったそれだけです。

 

ゆっくり時間をかけて食べることで、喉が冷える早さを抑えられ、神経の刺激や血管の膨張を緩やかにすることができ、アイスクリーム頭痛が起きにくくなるのです。

 

他には温かいものを取りながら冷たいものをとる場合や、足湯に浸かりながら冷たいものをとると良い場合もあるそうです😳

 

暑い時期には冷たいものを取りたくなるかと思います。

急いで食べず、ゆっくり味わっていただくことが大切かもしれませんね。

 

あ!あまり冷たい食べ物を取りすぎると胃腸の働きも悪くなりますので、冷たい物の食べ過ぎには注意してくださいね😄

 

冷たいもののとりすぎや、冷房によって冷えてしまったお身体は鍼灸治療でお役に立てるかもしれません。ぜひ一度ご相談ください😉